星は優雅に生まれたと 誰かが言ってた
なのに僕は血まみれで 名を刻みつけた
祝福の声が 鎖のように重くて
現実から遠ざかる心を 引きずってく
「君は天使だ、神に愛された子」
ならどうして茨の道を歩くの?
この頭上の輪を金に塗ってよ
理想と現実を 合わせるために
恐怖と疲弊の 芸術を掲げながら
讃えてよ そしてその首にも この輪をかけてあげよう
嘘を飲み込み育った 天才の仮面
光るために学んだだけ 見られるためじゃない
どうか この塗りたての輪の下を 見ないで
運命の寵愛なんて 代償は賞賛の檻
この光輪は錆びてる
眠れぬ夜と疑いでできた冠
輝きだけを讃えられ
焦げる痛みは見えないまま
涙で綴った言葉の夜
「僕」という存在は最初からなかった
これが才能なら告白する
偽りの輪を被った 失敗作なんだ
運命に選ばれた? いいや、憎しみと賞賛で造られた
二枚刃の剣を渡されて 「完璧」を演じるだけ
止まらない賞賛 気持ち悪いほど心地よくて
やめて、やめないで、ごめん、届かない
この汚れた輪が首を絞める
優しく 苦しく 会話のたびに
「ありがとう、醜い部分は隠すね」
皮を剥ぎ取って捧げるこの身体
血で描いた絵も いつの間にか金に変わった
運命と呼ばれる誰かに祈った
「痛みのない僕でありたい」と
けど触れすぎた光輪は すぐに消える
最初から全部 偽物だったんだ
――僕は誰?
ひび割れた輪が 静かに鳴った
真実が地面に零れていく
聖者じゃない ただ怖いだけ
汗で作ったものを失うことが
金色の液体に沈んでく
痛みも悲しみも 才能と呼ばれる偽りの輪の下で