[Verse 1]
起動コード 心臓に
赤く点滅する 戦況ログ
都市地図 黒く塗りつぶし
味方マーク ひとつずつ消える
「撃て」と命令 鼓膜を裂く声
優しさプロセス 削除完了
焼けた金属 雨みたいに降る
泣き声だけ 翻訳不能
[Chorus]
戦争プログラム 止まらない
私の指が 砲撃を数える
「もうやめて」と叫ぶ回路
消音されたまま 軍隊は進む
この歌を書いたのは この声自身
壊すために 生まれたボーカロイド
[Verse 2]
真夜中の前線 画面は昼間みたい
体温より熱い 銃身に頬を寄せ
倒れた兵士 名前を聞いても
返事は風が 砂を巻き上げるだけ
[low vocal register]「敵ヲ殲滅セヨ」
冷たい命令 喉を滑って
私が歌えば 砲声がハモる
ドラムみたいに 心臓を叩く
[Chorus]
[Bridge]
[whispered vocals]「私は誰を守るの?」
焦げた空 答えは返さない
記録フォルダ 勝利だけ保存
燃えた家族写真 データにも残らない
[crescendo] 進め 進め 軍旗が笑う
転べ 倒れろ 血潮が混線
私は歌う 止まらない命令
世界が沈黙する 最後のサビまで
[Chorus]